猫耳ちゃん


たまには猫耳ってやつを描いてみるかと思って描いたのですが、なんだかどっかで見たような女の子になってしまいました。
なんなんだろ?
自分の記憶の奥底にあったものを引っ張り出してきたのかな。単にありがちなデザインだったってだけなのかな。
服はその場にあったファッション誌をぱらぱらっとめくってそれをてきとうにアレンジしました。
「何にもない子」に服を着せるのって困るんですよね。
服も、そのひとを表すものでしょう?そのひとが選んで着ているものだから。それがたとえお母さんが買ってきてくれたものであっても、「そういうものを着るひと」ってことを表している。
この猫耳ちゃんはどうしてこんな服を着てるんでしょう。自分で描いたものながら考えてしまいます。
その点、制服は楽ですよね。それだけで学生だってことを表現できるし。
巫女さんとかメイドさんとか、髪型とか目の形だとか、萌えな絵って、そういうのを一瞬で伝える情報量がすごく多いなって思います。それはすでにある、決まりごとの組み合わせなのでしょうが。
それがわかりやすければわかりやすいほど、「萌え度」ってあがるのかなあ。