School days/4話〜10話

マイミクのひとにすすめられて、録画したままためていたのを一気見しました。ニコニコ動画にあげられているゲームのラストシーンも見たけど、まあそうなるだろうなといったラストでした。
以下、思い出しながら、わたしの主観であらすじを書きました。
■第4話「無垢」
伊藤誠(マコト)に胸を触られて拒絶する桂言葉(コトノハ)。不機嫌な顔を見せる誠になんとか応えたいと思うが出来ずに困り果て西園寺世界(セカイ)に電話で相談する。事情を聞いてなんとかしてやろうと思う世界。次の日誠をつつくと「キスもしたし」「好きなんだから」次は身体を求めるのは当然だろうと主張される。世界はそんな誠に「友人として」女の子の気持ちをアドバイスしてあげると放課後外へと引っ張り出す。雰囲気作りが大切なのだとひとけのない場所を求め、公園、カラオケ、放課後の屋上へと場所を移動し、キスから次のステップへ移るための持って行きかたを伝授する。
「指を絡めるように手をつないで」「髪を触って」「耳元で好きってささやいて」
そうしてただの特訓のはずが、どんどん盛り上がっていってしまうふたり。そのころ何も知らない言葉は、ひとり誠のことを思いながら夕暮れの校門の前に立っていた。
■第5話「波紋」
積極的に出られない自分を変えようと言葉は誠をプールに誘う。しかし偶然にも世界の友人が同じ招待券を持っていたことから世界のクラスメイトと一緒に行くことになる。誠は「特訓」以来、世界のことが気になって仕方がない。友人の澤長(サワナガ)が言葉のおっぱいのでかさとスタイルの良さについて興奮して熱く語るが、拒絶するおっぱいよりも受け入れてくれる世界のおっぱいのほうに誠は目がいってしまう。言葉は誠とふたりになりたくて泳ぎ方を教えて欲しいと言う。気持ちの離れている誠は「世界のほうがうまいし、世界に教えてもらえば」とつれなく言うが、「誠くんがいいんです!」と、はっきり主張する言葉。
「手を、離さないでくださいね」
距離を縮めたい言葉は誠に甘えるが、それに反して上の空の誠。世界とふたりになった途端に世界の尻を触り、「オレ、もっと特訓しないといけないかも」とつぶやく。世界は「特訓はもう終わり!」と宣言するが、帰路につくころ…
(番組延長のため録画が途中で終わってたので不明)
■第6話「明かされた関係」
特訓という名目で関係をもってしまった世界と誠。「桂さんに悪い」と世界はそうした行為に罪悪感を持っているが誠はどちらの関係もはっきりさせないままごまかし続け、「今日はどうする?」と世界とすることばかり考えている。
「めんどうなのはイヤなんだ」
言葉は誠に対して自分が空回りしていることを感じつつも、来るべきクリスマスのために毛糸を買う。いつの間にか誠の顔色をうかがい、謝ってばかりいる。そして教室での言葉も孤独だった。(押し付けられたらしき)級長として、学園祭のまとめ役として教壇の前に立たされている。女子にからまれうざがられ、気弱に「ごめんなさい」「すみません」を繰り返すが、誠との関係についてだけは強く断言し主張する。
「わたし、誠くんの彼女ですから」「誠くんから告白されて付き合ってるんですから」「色目とかまとわりつくとかしてません!」
女子グループのリーダー格である加藤乙女(オトメ)は実は同じ中学出身の誠のことがずっと好きだった。言葉のことばが真実なのか確かめるため、バスケ部仲間の甘露寺七海(ナナミ)にメールを送る。ここでそれぞれの関係が明らかにされる。主張される関係。他人から見ての関係。隠された関係が。
■第7話「前夜祭」
世界の幼なじみに清浦刹那(セツナ)という女の子がいる。背が低く、幼い容姿に無表情でことばも少ないが、いつも世界のことを見守っている視線が描かれている。席替えのとき、誠の隣になるのは本当は刹那だった。しかし世界に頼まれて席替えのくじを交換したのだ。刹那はそのとき世界の誠に対する気持ちを知った。言葉と付き合うようになった誠をつらそうに見ている世界も、そして今、誠と関係をもっているらしきことも知っている。
「桂さんと伊藤くんは別れたのね」「それで世界と付き合ってるんでしょ?」
問われてもあいまいに答えることしか出来ない世界。級長である刹那は学園祭のクラスを仕切る代表でもある。もうひとりの代表の事情により、急遽誠がその代役を務めることになった。「大変な仕事なんだからひとりでなんて出来ないよ!」とみんなに口々に言われ、その役を引き受けることになった。そのことばにふと、「そういえば言葉はひとりでやってたっけな」と思うが、「なぜひとりでやっているのか」などという点に考えをめぐらせることはない。学園祭の委員会で久々に顔を合わせる誠と言葉。話しかけようとする言葉を刹那がさえぎる。そして誠のケータイを奪い、言葉を着信拒否設定してしまう。
「世界のため」「世界のためなの」「伊藤は世界のカレシ」
無表情にそのことばを繰り返し誠に訴える刹那。誠はなんとなくその設定を戻すことができずにいる。言葉は突然送ることの出来なくなったメールにとまどい、誠の家を訪れる。後夜祭のダンスのパートナーにどうしてもなって欲しかったのだ。玄関先でのやりとり。一生懸命な言葉を前にするとつい調子のいい態度をとってしまう誠。「ケータイの調子が悪かったんだ」「もう大丈夫だから」などと言ってしまう。しかしその後ろには世界がいた。言葉が帰った後、たまらなくなって飛び出して行く世界。
「今出てったらまずいだろ!」
そのことば通り、言葉と鉢合わせになりなじられる世界。
「誠くんの彼女はわたしなんです!もう近づかないでください!」と平手打ちされる。
■第8話「学祭」
次の日世界は学校を休んでしまう。刹那は誠にどういうつもりなのかと問い詰める。「最初は言葉のことが好きだったけど…」「今は世界のほうが一緒にいて楽だと思ってる」と、正直な心情をとつとつと答える誠。そんな誠に言葉ときちんと別れて世界だけを見つめるようにと訴える。刹那にうながされ世界の家に行く誠。そこでもまた決着をつけることをあいまいにし世界を押し倒そうとするが、そんなことよりも、こぼれたお茶の染みを気にする世界にしらける。
学祭当日、4組はお化け屋敷。言葉はクラスメイトにいいように使われ受付から離れることが出来ず、ひたすら誠にメールを送る。誠と世界の3組はメイド喫茶。1組と2組に客をとられ、暇そうにしている。ぼやくクラスメイトに「楽でいいじゃないか」と誠は言う。その後の激しい客引き合戦の末、備品を壊し、刹那と誠はその後始末に奔走しふたりきりになる。そこで語られる刹那の事情。親の都合でフランスに行くため、もう世界のことを見守ってやることが出来ない。だから誠にその役を託したいのだと。また刹那が誠にこだわる理由もそこで明かされる。入学時、クラスの男子にからかわれた刹那を助けてくれたのが誠だった。涙をあふれさす刹那にやさしいことばをかけてくれたのが誠だった。世界のため、と言いながら、刹那は誠のことをずっと思っていた。疲れて教室の片隅にもたれて眠る誠に刹那は「自分だけの思い出」として顔を寄せる。が、その瞬間を言葉に見られてしまうのだった。
■第9話「後夜祭」
後夜祭で踊ることにこだわる人が多いのは、そこで踊ることが公認のカップルとしての証明になるからだった。厨房でケーキ作りにはげむ誠と世界。「めんどくさいなー、ずっと厨房にいて飽きないか?」とぼやく誠に「わたしは誠と一緒にいられて楽しい」と世界は言う。いちゃいちゃするふたり。そのころ言葉は相変わらず受付から離れられずにいた。澤長に言い寄られて「わたしは誠くんの彼女ですから!」と語気を荒げる。
厨房を抜け出した誠には乙女が接近する。中学時代の話をしながら学祭を回る乙女と誠。告白をされる誠。それを世界がさえぎる。厨房に戻り、後夜祭のダンスの約束をさせる。さえない気持ちの乙女は校舎裏でやはりさえない顔の澤長に会い、「しっかりしなさいよ!」とはっぱをかけつつ自分の気持ちも奮い立たせる。その勢いで誠を誘い、「休憩室」へと連れ込むことに成功する。お化け屋敷に設置された「休憩室」は榊木学園の伝統で、カップルがふたりきりになる場所として利用されていた。自分は彼女ではないという自覚のある乙女は、ことが終わった後、誠に「見つからないように行ったほうがいいよ」と理解あるそぶりを見せ、小さくため息をつく。結局後夜祭に誠と踊ることが出来たのは世界だった。「わたし、誠の彼女なんだよね?」笑顔を向ける世界に誠はしかし答えない。そのころ言葉は澤長に真実を告げられ呆然としたまま押し倒されていた。
■第10話「心と体」
誠と世界は恋人。後夜祭で踊るふたりの姿を見ても、その事実を認めたくない言葉は、誠に優しいことばを投げかけられると、やっぱりあれはうそだったんだと思ってしまう。ゴミ捨て場で誰かに「体育倉庫で」というメールを送る誠。それを刹那に見つけられ、とがめられる。
「桂さんなのね?」「世界のことをお願いしたのに」「桂さんとちゃんと別れて」
責められてごまかす誠。しかしそこへ重そうにゴミを抱えて言葉が現れる。とっさに手をかそうとする誠。それを止める刹那。言葉が誠と約束をとりつけようとするも、刹那は「伊藤くんはわたしと付き合ってるんだから」と言葉を追い払おうとする。誠もそれに乗じてようやくはっきりと言葉に別れを告げる。崩れ落ちる言葉。その姿を見て誠は腕に組まれた刹那の手を振りほどきその場を去る。
教室では世界が誠を探している。今度こそ世界のところに落ち着いたと思っていた刹那は、言葉ではない別の女の存在に気づく。誠を誘ったのは乙女だった。ふたりは体育倉庫にしけこんでいた。乱れた服を直しながら誠は、世界のこと、刹那のこと、言葉のことを頭に浮かべ、「何をするにしてもいろいろめんどうなんだよ」とけだるくつぶやく。そんな誠に乙女は、「伊藤はだらしないね。わたしは別にこういうのもいいよ」と言ってものわかりのいいところを示す。誠は乙女のめんどくさくないところに安心する。倉庫の前にたたずんでいる刹那。自分がフランスへ旅立つ前になんとかしなくてはと、夜中、誠の部屋を訪ねる。「わたしはどうなってもいいから」と、涙を浮かべて「世界のために」誠に身を差し出す刹那。
翌日。世界は七海に誘われて女子バスケ部の打ち上げに参加する。なぜか場所は視聴覚室。同じバスケ部の乙女とも顔を合わせる。二人の間に微妙な空気が流れる。そして始まった上映会。実は「休憩室」にはセンパイたちの手によって、隠しカメラがしかけられていた。乙女と誠の情事もそこに映し出される。夕暮れ。誠を探してケータイを片手に走る世界。歩道橋でうつろな目をした言葉と出会い、世界は刹那と誠のことを告げられる。