[アニメ]録画地獄

本体に記憶できるテレビを買ったので気軽に録画ができるようになって、アニメがめちゃめちゃたまっています。
前はどのテープに何を入れたのかどこに入れたのかすぐにわかんなくなっちゃって、見ないまま重ねて録画する、なんてことばかりしていて、しまいには録画すること自体バカらしくなって途中で投げちゃってましたが、かえってそのほうが楽だったのかも。
今はもうどんどん録画しまくって、未だに最終回を見ていないのもあるし、新しいシーズンが始まっちゃって、こっちもちゃんとチェックして、どれを見るか、どれを捨てるか決めないといけないのに、もう二週目に入ってしまってうんざりです。
アニメを見よう!と決めたのはいいけれど、アニメやりすぎ。
なんでこんなにアニメがあふれているのかな。
簡単に作れるようになったのかなあ。それとも作るひとが増えたの?
針仕事をしながらアニメを見る、ってことをしていたのですが、どっちにも集中出来ないのであきらめました。洗濯物をたたみながら、くらいならいいけど、アニメ一本に集中するのもめんどうというか、それでも「妖奇士」は目がはなせない面白さだったなあ。「まなびストレート」も絵と動きがかわいくてきれいで好きだった。あとは、「ヴァン」って名前の男が主人公の、舌の感覚のおかしい、結婚式の日に嫁さんを殺されて復讐を誓った男の話が、あー、好きだったんだけど、わ!もうタイトル忘れちゃっててどうしようって感じです!オープニングが「マクロス」と「侍ジャイアンツ」が合体したような曲で、なんかいろいろ登場人物も、昔の懐かしいようなのを詰め込んで作ったようなアニメだった。
てきとうに抜かしちゃっても全然いいやって感じで見てたのが「ゴーストハント」と「地獄少女」と「金色のコルダ」と「カレイドスター(再)」と「武装錬金」と「地上最強の弟子ケンイチ」
あとであとでとため込んでしまっているのが「反逆のルルーシュ
あ、思い出した!「ガン×ソード」だ!ヴァンって男が主人公のアニメ。敵のひとも狂ってて良かったなあ。
わたしはほとんど「キャラに萌える」ということがないので、絵と話が面白いのが好きです。
見たアニメの制服を記録して、ここに全部アップして行こう、と思っていたのですが、なかなか難しくて挫折中。清書して描くのがめんどくさいです。
だけどこれをきっかけに、アニメを見るたびに、スーパーで買ったB5のらくがきちょうを用意して、テレビを前に、がりがり描くようになりました。描き始めると制服の後姿まで気になっちゃってヤんなりますが。一時停止!再生!行き過ぎ!巻き戻し!一時停止!なんてことに夢中になると、それこそためこんだアニメをいつまでたっても消化出来ない・・・。

キャラ判別

そいでも見るのと捨てるのと決めないといけないので、ぼちぼちと新しいヤツも見ています。「はてな」の日記内での評判もチェックしつつ。「らき☆すた」も見ました。
いまどきの絵だなあと思いました。
頭の色が、紫とか、青とか、ピンクとかで、メガネっ子もいるし、上がり目、下がり目、とぼけた目。キャラクターを描き分けるための記号がはっきりしてるなあという印象。
紫の頭の子ふたりは、双子だから同じ色なのかとか、目の種類が違うのは二卵性で、性格のきついのと、のんびりしたのを表してるんだなあとか。
それで髪型っていうのも、キャラを判別するための、ひとつの記号として受け取っているんですが、双子のおとなしいほうの子のリボンがね、きゅって上に上がっているっときと、べたって頭にひっついてるときがあるんですよ。こうしたリボンの描き方ひとつで、「別人だ」って判断してしまう回路が出来上がっているので、はれ?もしかして紫頭って三つ子?って一瞬とまどいました。
私服も描かれているし、家にいるときはリボンをしてないときもあるし、一応、「黄色いリボン」という色は決まっているので、リボンの形にもいろいろ種類があるんだろうと思い込もうとしましたが、どうにも気になってしまって、二回目にやったのをしんっけんに見ていたらですね、同じシーンなのに、形が変わってるじゃん!っていうのに出くわしました。
宿題はちゃんと自分でやらないとね、ってとこです。このときリボンはぺったりしてます。
(アニメ画面を貼り付けるっていう技を持ってないので、じみじみと描きました)

で、次の画面になったら、リボンが立ってる!

別にあらさがしをしているわけではないのですが、あまりに記号的な絵なので、リボンの形ひとつにも何か意味があるのではと考えて、ひっかかってしまうのです。

ナイルキア


らき☆すた」のリボンにひっかかりつつ、「地球へ・・・」が始まったのに思い立って、「ファラオの墓」を本棚から取り出して久しぶりに読み返しました。竹宮恵子のコミックスでは唯一持っているタイトルです。(「イズァローン伝説」も、「わたしを地球に連れてって」も処分してしまいました)
それで、ああそういえば、と思い出したのですが、わたしはこどもの頃も、絵でキャラを判別する読み方をしていたので、ナイルキアの髪型変化には、いつも混乱していました。セリフをきちんと追っていれば、今この場面に描かれている少女が「ナイルキア」だろう、ということはわかるはず、なのですが、わたしはまず、絵を見て判断してしまうので、髪型が違うともう「別人」と思い込んでしまうのです。
逃げてきたばかりの頃のナイルキアは、髪がくるくるしているので、「くるくる頭=ナイルキア」と認識してしまい、次に「くるくる頭」のお姫様(アンケスエン姫)が出てくると、あれ?あれ?となってしまって、読み辛かったです。何度も何度もページをめくって、絵を照らし合わせて髪型を確認するの。セリフで理解すればいいのに、絵で判別しようとして延々と混乱してました。
洋画なんかも全然ダメで、「スターウォーズ」を観に行ったときもひどかったなあ。
頭の中に決まりごとがあって、それにそって映画を観ちゃうの。
だからレイア姫がぶさいくなのも理解出来なくて、お姫さま=きれいなひと、のはずなのに、この地味なひとはなんなんだろう?姫じゃないよね?姫じゃないよね?
となってしまう。
主人公はひとり、と思ってるからルークとハンソロの区別もつかない。そもそも外人の顔の判別が難しかったというのもあるけど、主人公は正義のひとで努力家で、みたいな頭があるから、弱かったり卑怯なことをしたりすると、そこでまた、あれ?このひと主人公(ヒーロー)じゃないの?なんて思っちゃう。
黒人、ハゲ、ヒゲ、メガネ、帽子、白人、デブ、美人、老人とか、ひとつの映画に同じ記号を持ったひとは、出さないで欲しいと思ってたなあ。わけわかんなくなっちゃうから。
いつの間にかそういう状態から脱していて、ほんとに良かった。改めて我が身の成長を感じる今日この頃です。