「ゆれる」西川美和監督インタビュー

映画館でもらったシェイミ個体値のいいのをゲットすべくそのチェック作業をしながら、ネットで「ゆれる」の感想文を読みあさりました。監督のインタビュー記事が興味深かったので貼っておきます。
その1
その2
その3
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そだ。「気持ち悪い」ってあんまり感想として使っちゃいけないんじゃないかと思って香川照之演じる兄のこと、「情けない」とか「みじめ」ってことばで表現してたけど、ほんとはね、すごい気持ち悪かったの!気持ち悪かった。いいひとだろうが、こんな気持ち悪い男、絶対ヤだって思った。事件後に弟に対する劣等感だとか嫉妬心だとかがあらわになるんだけど、どろどろとあふれ出るみたいにして怖かった。なんだかそういうのが、いいひとの顔してたときも、どこか透けて見えてた気がするから不思議。こころの奥底に抱えてるものって見えちゃったりするのかなあ。怖いよー。
感想文を読んでたら、「気持ち悪かった」って書いてるひとがけっこういたので、わたしも正直に書こ!って思いました。ゾンビを気持ち悪いっていうのはいいけど、「ふつうのひと」を気持ち悪いって言うのはいけないことのような気がしてしまう。